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冬の伽藍
フユノガラン
- 著: 小池 真理子

煉獄の中で、私は天上の果実を口に含んでいた……。夫を事故で失った高森悠子は、薬剤師として勤めることになった軽井沢の診療所で医師・兵藤義彦と出会う。彼もまた、妻の美冬を自殺で亡くしていた。義彦に恋心を抱きながら、好色なその義父・英二郎の誘いを拒みきれない悠子。エロス匂い立つ、長編恋愛小説。
純潔と淫蕩(いんとう)の狭間 男と女が辿る愛の軌跡
煉獄の中で、私は天上の果実を口に含んでいた……。
夫を事故で失った高森悠子は、薬剤師として勤めることになった軽井沢の診療所で医師・兵藤義彦と出会う。彼もまた、妻の美冬を自殺で亡くしていた。義彦に恋心を抱きながら、好色なその義父・英二郎の誘いを拒みきれない悠子。
エロス匂い立つ、長編恋愛小説。
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目次
第一章
第二章
第三章
書誌情報
紙版
発売日
2002年06月14日
ISBN
9784062734677
判型
A6
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
ページ数
608ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2017年11月15日
JDCN
0627346700100011000N
初出
’99年6月、講談社より単行本刊行。『小説現代』’98年4月号~’99年4月号