
開陽丸、北へ 徳川海軍の興亡
カイヨウマルキタヘトクガワカイグンノコウボウ

榎本武揚率いる徳川艦隊、決死の海戦
徳川幕府の最新鋭にして最強の軍艦=開陽丸。艦長の沢太郎左衛門は、嵐を突いて北へ向かった。薩摩、長州の両藩が主流の新政府軍に抗戦する奥羽越列藩同盟を救援するためだ。徳川艦隊を率いる盟友の榎本武揚(えのもとたけあき)を支え、死闘を繰りひろげる。戊辰戦争を背景に明治維新の“闇と光”を問い直す海洋歴史長篇小説。
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書誌情報
紙版
発売日
2002年12月13日
ISBN
9784062736138
判型
A6
価格
定価:765円(本体695円)
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
備考参照
著者紹介
解説: 島内 景二(シマウチ ケイジ)