
そして僕は家を出る(上)
ソシテボクハイエヲデル

『白い犬とワルツを』の著者が贈る、感動の成長物語
1940年代のアメリカで育つ2人の子ども。
肌の色が違う彼らが世間のルールを跳び越える!
1937年2月7日。アメリカ深南部(ディープ・サウス)で生を受けた2人の子どもがいた。1人は黒人、もう1人は白人。彼らは知るはずもなかった、世間のルールというものを。しかし、「義足の男(ペグレック)」が起こした殺人の話をきっかけに、ふたつの人種は一触即発の状態に。『白い犬とワルツを』の著者が、人間の愚かさを抉る傑作長編。
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書誌情報
紙版
発売日
2002年12月13日
ISBN
9784062736275
判型
A6
価格
定価:785円(本体714円)
ページ数
392ページ
シリーズ
講談社文庫
著者紹介
訳: 笹野 洋子(ポール)