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肉食の食客
ニクショクノショッカク
- 著: 森村 誠一

身寄りのない叔父を居候させる事になった、甥夫婦。幸せな家庭を蝕む叔父に、業を煮やした甥は、ある行動に出る……。という表題作をはじめ、子供の純粋な気持ちから生まれた犯意を描く「共犯の瞳」、絶体絶命のところを助けられた男が、命の恩人に驚くべきお返しをする「燃えつきた蝋燭(ろうそく)」など、初期発表の、粒ぞろいの傑作短編11編を収録。色と金に欲を出すと、人間は良心を失う!
ⒸMORIMURA SEIICHI
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目次
枕に足音が聞える
禁じられた墓標
青の魔性
共犯の瞳
草原の悪魔
褥の病巣
犯意の落丁
鉄筋の猿類
燃えつきた蝋燭
途中下車
肉食の食客
書誌情報
紙版
発売日
2003年04月15日
ISBN
9784062736749
判型
A6
価格
定価:765円(本体695円)
ページ数
480ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年12月20日
JDCN
06A0000000000070211X
初出
1974年12月に単行本として、1976年ロマンブックスとして、小社より刊行。