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津軽・斜陽の家
ツガルシャヨウノイエ

同郷の著者が辿る力作。太宰治の文学精神に新しい光をあてるルポーー太宰治は、津軽の「地主貴族」の子として生まれた。にもかかわらず、太宰は「私は、無智の、貧農の子孫である」と、出自を韜晦(とうかい)するように書きつけている。それはなぜか。憎みつつ、しかし逃れようのなかった家と故郷。<罪>と<含羞(がんしゅう)>と<道化(どうけ)>の原点を、同郷の著者が肉親の証言と秘録で辿ったユニークなルポルタージュ!
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書誌情報
紙版
発売日
2003年06月13日
ISBN
9784062737678
判型
A6
価格
定価:649円(本体590円)
ページ数
328ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2022年02月11日
JDCN
06A0000000000335165L
初出
単行本は’00年6月 祥伝社刊。
著者紹介
解説: 三浦 雅士(ミウラ マサシ)