死を描く影絵

死を描く影絵

シヲエガクカゲエ

講談社文庫

人間の心の闇をしっかり照らしてます

49歳のサラリーマン、北野純一はがんのため、あと半年の命と宣告される。
余命が尽きるまでに、自分が生きていた証拠を刻みつけるべく、男がとった行動を描いた「余命の正義」。
一時的に視力を失った作家が聴覚を駆使して事件を解く「音」など、日常の中に潜む人間の悪意をあぶりだした、秀作7編収録の短編集。


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書誌情報

紙版

発売日

2003年09月12日

ISBN

9784062738538

判型

A6

価格

定価:681円(本体619円)

ページ数

336ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

1998年3月、光文社文庫として刊行されました。

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