世紀末の隣人

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電子あり

世紀末の隣人

セイキマツノリンジン

講談社文庫

池袋の通り魔、音羽の幼女殺人、少女監禁、カレー事件、リストラ、田舎移住、ニュータウンの30年……。世紀末の1年の事件は、21世紀のいまも「現役」。遠くて近い隣人たちのドラマに寄り道しつつ迫ってみると、そこにはあなたとよく似た顔が――。直木賞作家による異色ルポルタージュ。(『隣人』改題)


あなたの隣で起きた12の事件。
<寄り道・無駄足>ノンフィクション

池袋の通り魔、音羽の幼女殺人、少女監禁、カレー事件、リストラ、田舎移住、ニュータウンの30年……。世紀末の1年の事件は、21世紀のいまも「現役」。遠くて近い隣人たちのドラマに寄り道しつつ迫ってみると、そこにはあなたとよく似た顔が――。直木賞作家による異色ルポルタージュ。(『隣人』改題)


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目次

まえがき
文庫版のための付記
夜明け前、孤独な犬が街を駆ける
nowhere man
ともだちがほしかったママ
支配されない場所へ
当世小僧気質
桜の森の満開の下にあるものは……
晴れた空、白い雲、憧れのカントリーライフ
寂しからずや、「君」なき君
「街は、いますぐ劇場になりたがっている」と寺山修司は言った
熱い言葉、冷たい言葉
年老いた近未来都市
AIBOは東京タワーの夢を見るか

書誌情報

紙版

発売日

2003年12月10日

ISBN

9784062739122

判型

A6

価格

定価:607円(本体552円)

ページ数

304ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2016年08月19日

JDCN

0627391200100011000I

初出

『現代』’00年1~12月号の「世紀末の十二人の隣人」に大幅加筆の上、’01年2月に『隣人』として小社より刊行したもの。文庫化により改題。

著者紹介

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