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新装版 なぜ人間には宗教が必要なのか
シンソウバンナゼニンゲンニハシュウキョウガヒツヨウナノカ
- 著: ひろ さちや

必要なのに誰も教えてくれない「宗教」の知識、基礎の基礎!――キリスト教とイスラム教は、どっちが侵略的? 神と仏はどう違う? 首相の靖国参拝はなぜ悪い? 味の素事件はなぜ起きた? 宗教とはどう接したらよい?・・・知りたいことの基本的考え方がよくわかる!
●人間に宗教は必要なのでしょうか? わたしには、「人間に宗教は必要か」という「問い」自体が、ナンセンスに思えます。というのは、人間は宗教を持つから動物と区別されるとわたしは思っているからです。宗教を持たない人間は、「損か得か」の経済原理でしか動きません。他人が困ろうが、他国の人が苦しんでいようが、自分たちだけが繁栄すればいいのだというエコノミック・アニマル、すなわち動物に成り下がっているといえないでしょうか。
ⒸJo-Shuppan kikaku
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目次
第1章 イスラム教では、なぜブタを食べてはいけないのか?
第2章 キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、同じ神なのに、どこが違うのか?
第3章 キリスト教とイスラム教、どちらが侵略的か?
第4章 「神の愛」と「仏の慈悲」は、どう違うか?
第5章 神と仏はどう違うか?――キリスト教と仏教(大乗・小乗)
第6章 神道、儒教は宗教か?
第7章 死者をどう祀ったらよいのか?――内閣総理大臣の靖国参拝の是非
第8章 宗教はなぜ必要なのか?
これだけは知っておきたい日本人のための<宗教の基礎用語>
書誌情報
紙版
発売日
2004年06月19日
ISBN
9784062741613
判型
四六変型
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
258ページ
シリーズ
講談社の実用BOOK
電子版
発売日
2024年06月07日
JDCN
06A0000000000770256L
初出
本書は講談社ソフィアブックス『なぜ人間には宗教が必要なのか』の装丁を新たにしたものです。
著者紹介
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