
子宮がん・卵巣がんは手術でなおす
シキュウガンランソウガンハシュジュツデナオスジュツゴ534ニンノクラシカタ
- 著: 宇津木 久仁子

納得して治療に臨むために――患者、家族必読!
手術を受けたら、何がどう変わるのか?「切ってからどうなる?」の疑問に答える、これまでになかった実践的「がん治療」本。
癌研病院の患者534人を対象に、術後の生活・後遺症について行ったアンケート結果を収録
がんの治療法には、ご存じのように、手術、抗がん剤療法、放射線療法の3つの方法があります。患者さんは、できるだけからだにラクな治療法をとりたい、からだにメスを入れるような手術は怖いと考え、「手術しないですむ方法はないですか。抗がん剤や放射線療法は?」と、手術を躊躇されることがあります。でも、私がメスをにぎる職業だからいうわけではありませんが、やはり、がん治療の原則は、第1に、「手術で切除できるものは、まず手術で除く」ということなのです。がん治療をするときには、がんという敵を知らなければなりませんが、がんは手術をしてみてはじめてわかることも多いのです。――<本文より抜粋>
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目次
第1章 子宮がん・卵巣がんがみつかったら
――まずこれだけは知っておきたい
第2章 「切ったら終わり」ではない婦人科のがん
――手術による後遺症・合併症とのつきあい方
第3章 抗がん剤・放射線で治療するとき
――治療法・副作用とその対処法
第4章 「まさかの再発」に備えて
――術後の検診と再発治療の留意点
第5章 術後の暮らしはこう変わる
――癌研病院婦人科手術患者534人にアンケート
終章 「笑うがん病棟」より
書誌情報
紙版
発売日
2005年05月22日
ISBN
9784062742047
判型
四六
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
238ページ
シリーズ
講談社の実用BOOK