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現代思想の源流
ゲンダイシソウノゲンリュウマルクスニーチェフロイトフッサール
知の冒険者たちの思想と人間ドラマを説く『現代思想の冒険者たち』に待望の軽装版が登場!
知の巨匠4人が拓く新たな地平
人間の闇と世界の謎を探究
2つの世界大戦、アウシュヴィッツと収容所群島、民族紛争・環境破壊――。自由と人権、合理主義と近代科学を理想とした輝かしい≪近代≫は、なぜ流血と破壊の20世紀に成り下がってしまったのか。その問題を根源から考える批判と反省の営みが「現代思想」。私=同一性とは何か、客観世界は実在するのか。我々はどこへ行くのか。現代思想は、デカルト以来の近代の知の、何を継承し何を廃棄すべきかを問いつめる。
付・現代思想年表――矢代 梓
現代思想の二重遭難者たち――いしいひさいち
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目次
プロローグ 四人の偉大な思索者
第1部 マルクス――神話的幻想を超えて 今村仁司
第2部 ニーチェ――力への意志のモルフォロギー 三島憲一
第3部 フロイト――意識のブラックホール 鷲田清一
第4部 フッサール――身体と大地のアルケオロジー 野家啓一
エピローグ 新しい時代の知的生産のために
書誌情報
紙版
発売日
2003年06月11日
ISBN
9784062743518
判型
四六変型
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
400ページ
初出
本書はシリーズ「現代思想の冒険者たち」00巻『現代思想の源流』の新装版。