お菓子放浪記

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電子あり

お菓子放浪記

オカシホウロウキ

講談社文庫

天涯孤独のシゲル少年の心を支えたのは、甘いお菓子への憧憬だった――戦争の敗色濃くなりゆく時代を背景に、過酷な運命を生きる少年の姿を描いた永遠のロングセラー。著者自身が体験した辛苦、絶望の中でも失わなかったささやかな希望を、人間愛の讃歌へと昇華させた感涙の物語。


山田洋次監督も惚れ込んだ!
酷くて哀しい物語なのに、何故こんなにユーモラスなのだろう

時を経て輝く不朽の名作、初の文庫化

天涯孤独のシゲル少年の心を支えたのは、甘いお菓子への憧憬だった――戦争の敗色濃くなりゆく時代を背景に、過酷な運命を生きる少年の姿を描いた永遠のロングセラーが30年を経て文庫版で初登場。著者自身が体験した辛苦、絶望の中でも失わなかったささやかな希望を、人間愛の讃歌へと昇華させた感涙の物語。


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目次

プロロォグ わたしの こどもたちへ
第1章 二つの菓子パン
第2章 お菓子の好きなパリ娘
第3章 創立記念日のお菓子
第4章 十五歳のバラード
第5章 われにむかいて光る星
第6章 床下からの青草
第7章 ホンモノとニセモノ
第8章 すばらしいプレゼント
第9章 紋三郎一座旅日記
第10章 名も無き者の花道
第11章 燃えないいのち
第12章 めぐりあいの中で
エピロォグ 顕微鏡の目と心で
文庫版のあとがき

書誌情報

紙版

発売日

2005年07月12日

ISBN

9784062751414

判型

A6

価格

定価:765円(本体695円)

ページ数

414ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2016年09月30日

JDCN

0627514100100011000L

初出

’76年に理論社から単行本として刊行され、’94年10月に同社から新装版として刊行。

著者紹介

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