隅田川浮世桜
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隅田川浮世桜

スミダガワウキヨノサクラ

講談社文庫

文化の花咲く明治の世。興隆を極める歌舞伎界の御曹司・人気役者の羽村市之助が、大事な舞台に穴を空け、失踪した。市之助と馴染みの芸妓・志津香が苦衷の日を過ごす一方、志津香を育てた向島芸者・お良(りょう)の身辺には陰謀の影が迫っていた。梨園と花柳界を舞台に描く、芸と愛と人情の物語。(『花の堤』改題)


人気役者が突然失踪 粋筋を脅かす陰謀の影

文化の花咲く明治の世。興隆を極める歌舞伎界の御曹司・人気役者の羽村市之助が、大事な舞台に穴を空け、失踪した。市之助と馴染みの芸妓・志津香が苦衷の日を過ごす一方、志津香を育てた向島芸者・お良(りょう)の身辺には陰謀の影が迫っていた。梨園と花柳界を舞台に描く、芸と愛と人情の物語。(『花の堤』改題)


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目次

第一章 二流役者
第二章 隠れ家
第三章 八方塞がり
第四章 流浪
第五章 再興の夢
第六章 人身御供
第七章 明治天一坊
第八章 檜舞台

書誌情報

紙版

発売日

2005年08月11日

ISBN

9784062751599

判型

A6

価格

定価:838円(本体762円)

ページ数

536ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2016年06月17日

JDCN

0627515900100011000L

初出

’95年8月に中央公論社より刊行された『花の堤 新・向島物語』を改題

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