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「新党」盛衰記
シントウセイスイキ

政治改革と金権体質打破を呼号しては国民に一瞬の希望と深刻な幻滅を与えた数々の「新党」。離合集散は政界の常とはいえ、その姿はあまりにも哀しい。総選挙で小泉自民党が圧勝した今こそ、個々の政治家の過去の軌跡を検証する必要がある。新自由クラブから国民新党まで、永田町を舞台の愛憎劇。
憶えていますか? あんな党、こんな党……
あの議員は昔ここにいた!
新自由クラブ・日本新党・さきがけ・新生党・みらい・太陽党・民政党etc.
政治改革と金権体質打破を呼号しては国民に一瞬の希望と深刻な幻滅を与えた数々の「新党」。離合集散は政界の常とはいえ、その姿はあまりにも哀しい。総選挙で小泉自民党が圧勝した今こそ、個々の政治家の過去の軌跡を検証する必要がある。新自由クラブから国民新党まで、永田町を舞台の愛憎劇。<文庫書き下ろし>
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目次
序章 解散
執念の郵政民営化。小泉純一郎は「国民に信を問う」
第一部 新自由クラブ始末記
第一章 喝采
亡父の遺志を継ぐ河野洋平
第二章 躍進
大ブームでロッキード総選挙に圧勝
第三章 内紛
深まる河野・田川と山口の対立
第四章 瓦解
中曾根との連立政権を経て結党十年目で解党へ
第二部 「県知事コンビ」の夢
第五章 貴種
名門の血筋に期待の日本新党ブーム
第六章 連立
五五年体制崩壊! 細川政権の誕生
第七章 突貫
武村正義の野心と政権中枢入り
第八章 没落
武村の失速と「排除の論理」
第三部 小沢一郎の
書誌情報
紙版
発売日
2005年11月15日
ISBN
9784062752589
判型
A6
価格
定価:681円(本体619円)
ページ数
368ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年04月08日
JDCN
0627525800100011000L
著者紹介
解説: 川村 晃司(カワムラ コウジ)