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中国の歴史 近・現代篇(二)
チュウゴクノレキシキンゲンダイヘン
- 著: 陳 舜臣

恵州蜂起、蘇報事件など蜂起は幾度も潰(つい)えたが、革命の花秋瑾(しゅうきん)ら留学生が先導し、湖南の黄興(こうこう)、浙江(せっこう)の章炳麟(しょうへいりん)らを核として革命の火勢は増した。孫文は三民主義を唱え、大同の夢を語る。光緒帝(こうしょてい)、西太后が崩じ、武昌(ぶしょう)での蜂起成功以後「光復(こうふく)」の燎火は全土に。民国臨時政府は産声を上げた。中国近代史の精華〈全二巻〉。
現代中国を知る上でも必読の史書 第二巻
黎明に燃ゆ(辛亥革命)/大同の夢(民国誕生)
秋瑾、黄興ら幾多の蜂起失敗を乗り越え、三民主義を唱えた孫文は、辛亥革命への道を切り拓いていく。
恵州蜂起、蘇報事件など蜂起は幾度も潰(つい)えたが、革命の花秋瑾(しゅうきん)ら留学生が先導し、湖南の黄興(こうこう)、浙江(せっこう)の章炳麟(しょうへいりん)らを核として革命の火勢は増した。孫文は三民主義を唱え、大同の夢を語る。光緒帝(こうしょてい)、西太后が崩じ、武昌(ぶしょう)での蜂起成功以後「光復(こうふく)」の燎火は全土に。民国臨時政府は産声を上げた。中国近代史の精華〈全二巻〉。
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目次
黎明に燃ゆ 辛亥革命
秋家の娘
暗殺と立憲
教育熱
文化遺産
国学大師
浙江潮
ヘーグ密使事件後
政聞社前後
蜂起の季節
政潮
幼帝登極
大同の夢 民国誕生
蜂起か暗殺か
黄花岡の烈士
文学社と共進会
争路の嵐
首義のまち
相つぐ光復
北の風雨
和議への道
南北和議
新しい暦
王朝の終焉
五色旗の下で
参考年表
書誌情報
紙版
発売日
2007年04月13日
ISBN
9784062757041
判型
A6
価格
定価:943円(本体857円)
ページ数
640ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年12月09日
JDCN
0627570400100011000J
初出
本書の初刊本は『中国の歴史 近・現代篇3 黎明に燃ゆ』(’88年5月平凡社刊)および『中国の歴史 近・現代篇4 大同の夢』(’91年7月平凡社刊)。また『陳舜臣中国ライブラリー第五巻』(’01年2月集英社刊)にも収録。本書は集英社版を底本にしているが、本文図版・写真は平凡社版に拠る。