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逆ろうて候
サカロウテソウロウ
- 著: 岩井 三四二

「信長に仕えるくらいなら、浪人したほうがましや」。美濃にその人ありと知られた武将・日根野弘就(ひねのひろなり)は「信長を討つ」という決意のもと、新たな主を求め東国に向かった。が、苦労して仕官した今川家での待遇は、美濃の五千貫文に対してわずか百貫文。弘就の波乱と忍耐の人生が始まった。〈『浪々を選びて候』改題〉(講談社文庫)
おのれを格別の者と思うておるやろ。
「信長に仕えるくらいなら、浪人したほうがましや」。美濃にその人ありと知られた武将・日根野弘就(ひねのひろなり)は「信長を討つ」という決意のもと、新たな主を求め東国に向かった。が、苦労して仕官した今川家での待遇は、美濃の五千貫文に対してわずか百貫文。弘就の波乱と忍耐の人生が始まった。〈『浪々を選びて候』改題〉
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目次
信 長
稲葉山
仕官懸命
武田と徳川
籠 城
シンギノヤナ
側 女
離 散
長 島
干し殺し
京の夏
関ヶ原
書誌情報
紙版
発売日
2007年08月10日
ISBN
9784062757256
判型
A6
価格
定価:859円(本体781円)
ページ数
480ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2014年02月07日
JDCN
0627572500100011000O
初出
’03年9月、小社より刊行された『浪々を選びて候』を改題し、大幅に加筆・訂正。