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新装版 一絃の琴
シンソウバンイチゲンノコト
- 著: 宮尾 登美子

直木賞受賞作。土佐藩の上士の娘・苗は、祖母・袖の嗜みであった一絃琴を5歳の時に初めて聴き、その深い音色に魅せられた。運命の師有伯と死別した後、結婚生活で一度は封印したものの、夫の理解を得て市橋塾を始め、隆盛を極めた。その弟子となった蘭子は苗との確執の果て、一絃琴の伝統を昭和に伝える(講談社文庫)。
一絃のみの琴の音色が描く明治の女たちの矜恃と情念
土佐藩の上士の娘・苗は、祖母・袖の嗜みであった一絃琴を5歳の時に初めて聴き、その深い音色に魅せられた。運命の師有伯と死別した後、結婚生活で一度は封印したものの、夫の理解を得て市橋塾を始め、隆盛を極めた。その弟子となった蘭子は苗との確執の果て、一絃琴の伝統を昭和に伝える……。直木賞受賞作。
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書誌情報
紙版
発売日
2008年04月15日
ISBN
9784062760287
判型
A6
価格
定価:1,056円(本体960円)
ページ数
528ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2012年10月12日
JDCN
0627602800100011000D
初出
1982年7月に講談社文庫より刊行された『一絃の琴』を改訂し文字を大きくしたもの。