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小説 金融庁
ショウセツキンユウチョウ
- 著: 江上 剛

「銀行が嫌いだから、金融庁に入った」。まじめで、公正。最も信頼される金融庁検査官、松嶋哲夫。ある日、大合併による綻びが噂される大東五輪銀行の怪文書が届く。哲夫に下った、そのメガバンクへの査察命令。しかもそこは弟が勤める銀行で――。巨大化した組織の闇。金融庁vs.銀行。企業統治(コーポレートガバナンス)の心はどちらに。
こんな検査官がいれば……
サブプライム、株価暴落、為替相場の乱高下。世の中は金融不況!
「銀行が嫌いだから、金融庁に入った」。まじめで、公正。最も信頼される金融庁検査官、松嶋哲夫。ある日、大合併による綻びが噂される大東五輪銀行の怪文書が届く。哲夫に下った、そのメガバンクへの査察命令。しかもそこは弟が勤める銀行で――。巨大化した組織の闇。金融庁vs.銀行。企業統治(コーポレートガバナンス)の心はどちらに。
※本書は2006年6月、実業之日本社より『霞が関中央合同庁舎第四号館 金融庁物語』として刊行されたものを改題し、文庫化したものです。
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目次
プロローグ
第一章 哲夫
第二章 直哉
第三章 直哉の思い
第四章 哲夫の思い
第五章 哲夫の憂愁
第六章 直哉の憂愁
第七章 哲夫の憤怒
第八章 直哉の憤怒
第九章 哲夫の決意
第十章 直哉の決意
エピローグ
書誌情報
紙版
発売日
2008年11月14日
ISBN
9784062761963
判型
A6
価格
定価:785円(本体714円)
ページ数
448ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年05月13日
JDCN
0627619600100011000H
初出
2006年6月、実業之日本社より「霞が関中央合同庁舎第4号館 金融庁物語」として刊行されたものを改題し、文庫化したもの。
著者紹介
著: 江上 剛(エガミ ゴウ)