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暗い国境線(下)
クライコッキョウセンゲ
- 著: 逢坂 剛

「わたしは、情報員(スパイ)である前に人間でありたい」。第二次世界大戦下のスペイン・マドリードで、敵同士ながらも愛し合う北都昭平とヴァジニア。2人をつけ回すゲシュタポ将校ハンセン兄弟の魔の手。2人はその愛を全う出来るのか。そして和平への糸口を見つけ出せるのか――。愛と諜報の壮大な歴史サスペンス。
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書誌情報
紙版
発売日
2008年12月12日
ISBN
9784062762342
判型
A6
価格
定価:713円(本体648円)
ページ数
400ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年06月17日
JDCN
0627623400100011000X
初出
2005年12月に本社より刊行。
著者紹介
1943年東京都生まれ。中学時代から探偵小説、ハードボイルド小説を書きはじめ、'80年『暗殺者グラナダに死す』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。ギターとスペイン内戦を扱った『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。 『陰の声 重蔵始末(五)長崎篇』『鎖された海峡』(ともに講談社)、『禿鷹(はげたか)狩り 禿鷹4』『伴天連の呪い 道連れ彦輔2』(ともに文藝春秋)、『おれたちの街』(集英社)、『逆襲の地平線』(新潮文庫)など著書多数。