アラミスと呼ばれた女

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アラミスと呼ばれた女

アラミストヨバレタオンナ

講談社文庫

安政3年、坂の町、長崎。「これからの世の中、おなごが通詞になったって、罰(バチ)はあたらねェ」攘夷運動、大政奉還、戊辰戦争……一人、この時代を駆け抜けた女性がいた。男装の通詞、その生涯ーー安政3年、肥前・長崎。出島で働く父から、英語や仏語を習う10歳のお柳。「うち、お父ちゃんのように通詞になりたかとよ」。女人禁制の職に憧れる幼いお柳の運命は、釜次郎、のちの榎本武揚との出会いによって大きく変わっていく。攘夷運動、大政奉還から戊辰戦争へ。激動の時代に消えた一人の「男装」の通詞。


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書誌情報

紙版

発売日

2009年04月15日

ISBN

9784062762700

判型

A6

価格

定価:704円(本体640円)

ページ数

352ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2021年04月02日

JDCN

06A0000000000237936O

初出

2006年1月、潮出版社より単行本として刊行されたもの。

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