カラ売り屋

日本経済の闇に蠢く怪しい奴ら
カラ売り専業ファンド、破綻企業サルベージ屋……道を踏み外した男たちの大勝負を描く短篇集。
国際金融小説の旗手が切り開いた新境地

人の弱みにこそ勝機あり。理念無き利益操作が支える「危ない株」も、村おこしとは名ばかりの錬金術も、途上国へのハイリスク融資も、経済の闇に蠢く魑魅魍魎にとっては宝の山だ。金融界のまっとうな道を踏み外した男たちのカネへの執念が生んだ熱い物語。国際経済小説の旗手が切り開いた新境地、全4篇。

書誌情報

紙版

• 発売日: 2009年03月13日
• ISBN: 9784062762984
• 判型: A6
• 価格: 定価：796円（本体724円）
• ページ数: 480ページ
• シリーズ: 講談社文庫

初出

２００７年２月に小社より刊行。

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  カラ売り屋

  初出

  『オール讀物』２００５年１２月号

• 作品名

  村おこし屋

  初出

  『ＣＯＢＳカレント』２００６年９月３日～２００７年２月１９日

• 作品名

  エマージング屋

  初出

  『フジサンケイ　ビジネスアイ』２００６年７月２４日付～９月２２日付

• 作品名

  再生屋

  初出

  『週刊金融財政事情』２００６年８月２１日号～１０月３０日・１１月６日合併号

著者紹介

著： 黒木　亮（クロキ　リョウ）

製品関連情報

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