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犬でわるいか<萬月夜話其の二>
イヌデワルイカマンゲツヤワソノニ
- 著: 花村 萬月

「世界でいちばん猥褻なことは、支配、被支配です。たかが人間が世界を、あるいは他者をもっともらしい理屈をつけて支配するということに関して、俯いて溜息を洩らしてしまいそうな羞恥を覚えてしまうのだ」。この目線と佇まいを作家は小説に昇華する。「犬」「オートバイ徒然草」など必読の日記エッセイ。(講談社文庫)
妄想を夢想しながらブビヲ(女)の横で今日もキーボードを叩く。
ブルースフルな日記エッセイ。
「世界でいちばん猥褻なことは、支配、被支配です。たかが人間が世界を、あるいは他者をもっともらしい理屈をつけて支配するということに関して、俯いて溜息を洩らしてしまいそうな羞恥を覚えてしまうのだ」。この目線と佇まいを作家は小説に昇華する。「犬」「オートバイ徒然草」など必読の日記エッセイ。
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書誌情報
紙版
発売日
2009年03月13日
ISBN
9784062763127
判型
A6
価格
定価:607円(本体552円)
ページ数
264ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2013年11月29日
JDCN
0627631200100011000S
初出
『小説現代』2003年8月号~2008年4月号に掲載。