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ストリートワイズ
ストリートワイズ
- 著: 坪内 祐三

街を1つの大きな学習の場としてさ迷い歩くうちに獲得した知識や知恵、それがストリートワイズだ。敬愛する思想家・福田恒存との邂逅、急速に失われていく過去との繋がり、世相を映し出さないメガヒット本の登場、あいまいな日本の「戦後民主主義」など、時代と思想を縦横に網羅する鮮烈なデビュー論集。
保守だからこそ過激 鮮烈なデビュー論集
街を1つの大きな学習の場としてさ迷い歩くうちに獲得した知識や知恵、それがストリートワイズだ。敬愛する思想家・福田恒存との邂逅、急速に失われていく過去との繋がり、世相を映し出さないメガヒット本の登場、あいまいな日本の「戦後民主主義」など、時代と思想を縦横に網羅する鮮烈なデビュー論集。
※本書は1997年に晶文社より単行本として刊行されました。
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目次
序にかえて
I
II
III
IV
あとがき
文庫版あとがき
初出一覧
書誌情報
紙版
発売日
2009年04月15日
ISBN
9784062763325
判型
A6
価格
定価:692円(本体629円)
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年12月23日
JDCN
0627633200100011000U
初出
1997年晶文社より単行本として刊行。
収録作品
-
作品名初出
-
作品名
序に変えて
初出
書下ろし
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作品名
一九七九年の福田恆存
初出
『文學界』1995年2月号
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作品名
『俘虜記』の「そのこと」
初出
『文學界』1995年11月号
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作品名
丸山眞男か福田恆存か
初出
『諸君!』1996年11月号「いまこそ問う福田恆存か丸山眞男か」を改題
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作品名
原辰徳の口にした「聖域」
初出
『諸君!』1996年1月号「原辰徳の行った『聖域』」を改題
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作品名
あいまいな日本の「戦後民主主義」
初出
『諸君!』1995年3月号「『戦後民主主義』を探す」を改題
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作品名
十二月八日の力道山
初出
『思想の科学』1994年2月号「12月8日」を改題
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作品名
「本場」という他者が消える時
初出
『Ronza』1995年12月号「プロレスにみる日米観の相克」を改題
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作品名
オウム世代の神様探し
初出
『諸君!』1995年7月号「オウム世代の『神様』探し」を改題
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作品名
もうパチンコ屋へなんか行かない
初出
『正論』1996年5月号「マチの隠れ場から先端サロンへ」を改題
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作品名
夏の読書
初出
「岩波文庫『読書の勧め』」1996年
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作品名
『月の輪書林古書目録9』を読む
初出
『Ronza』1996年7月号「ある古書目録あるいは『知の技法』批判」を改題
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作品名
読むとはどういうことか―野口氏にお答えする
初出
『Ronza』1996年9月号「『読む』とはどういうことか」を改題
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作品名
『ぴあ』より『東京ウォーカー』と言う
初出
『Ronza』1996年11月号「現象としてのミリオンセラー」を改題
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作品名
メガヒット本の逆説
初出
『毎日新聞』1997年1月19日
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作品名
庭の片隅にいる変わった叔父さん
初出
『思想の科学』1996年5月号「庭の離れに住む変わった叔父さん」を改題
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作品名
街を歩く一人-野口冨士男とベンヤミン
初出
『思想の科学』1996年2月号「私は歴史といつもかみ合わない」を改題
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作品名
文学者の発する声
初出
『Ronza』1995年8月号
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作品名
彼らの書く日本語-エリセーエフ、ドナルド・キーン、そしてリービ英雄
初出
『思想の科学』1994年4月号「外国語でない日本語の耳ざわり」を改題
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作品名
歩く学者たち-『共古日録』と広瀬千香
初出
『思想の科学』1995年9月号「『共古日録』と広瀬千香」を改題