
マイページに作品情報をお届け!
なまくら
ナマクラ
- 著: 吉橋 通夫

幕末、そして明治。京で生きる 嵐の世を生きる若者たちを描く、時代小説短編集ーー故郷を離れ、砥石運びの仕事をしていた矢吉は、幼なじみのトメと再会するが……。という表題作の他、幕末から明治の京の周辺、若いというには、あまりに年少の者たちの、汗して働き、行く道に迷う懸命の日々を描いた、珠玉の時代小説短編集。あさのあつこ氏絶賛の名作。第43回野間児童文芸賞受賞作品。
◎「どうしてこんなに、心を奮い立たされ、励まされ、うーん、明日もしっかり生きてみようかななんて思わされてしまうのだろう?」「何度鳥肌がたっただろう。幾度胸を躍らせ、固唾を飲み込んだだろう。何度も泣きそうになり、幾度も笑うことができた。」<あさのあつこ「解説」より>
ⒸMichio Yosihasi
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2009年08月12日
ISBN
9784062764254
判型
A6
価格
定価:607円(本体552円)
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年11月06日
JDCN
06A0000000000126770L
初出
2005年6月小社より刊行された。