はやぶさ新八御用旅（四）　北前船の事件

お鯉が攫われ新八郎、佐渡へ！　谷中感応寺。江戸の三富のひとつが行われている最中に、男が殺された。身元不明である。かたや、どこかの藩の船が忽然と消えてしまったという。この2つの事件、どうやら過去の北前船の出来事に関わりがあるらしい……探っていく新八郎だったが、なんと女中・お鯉がさらわれてしまう。人気シリーズ第4作。


大人気シリーズ登場。今回は佐渡島へ渡る！　江戸は谷中の富突（宝くじ）で不明の死体が！
どうやら過去の北前船の事件に関係があるらしい。探っていく新八だったが、なんと女中のお鯉がさらわれてしまう。

目次

消えた船
拉致
北の海
歳月
海、渺渺

書誌情報

紙版

• 発売日: 2009年11月13日
• ISBN: 9784062765145
• 判型: A6
• 価格: 定価：639円（本体581円）
• ページ数: 336ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2016年09月23日
• JDCN: 0627651400100011000F

初出

２００６年１１月に小社より刊行。

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  消えた船

  初出

  『小説現代』２００６年１月号・２月号

• 作品名

  拉致

  初出

  『小説現代』２００６年３月号・４月号（「お鯉、拉致さる」改題）

• 作品名

  北の海

  初出

  『小説現代』２００６年５月号・６月号

• 作品名

  歳月

  初出

  『小説現代』２００６年７月号・８月号

• 作品名

  海、渺渺

  初出

  『小説現代』２００６年９月号・１０月号

著者紹介

著： 平岩　弓枝（ヒライワ　ユミエ）