百物語　浪人左門あやかし指南

臆病なのが玉に瑕の甚十郎は、道場の兄弟子平松左門の薦めで商家和泉屋の怪談会に出ることに。
集まった男たちの話も怖いが、変化する瞬間を見た者は死ぬという掛け軸の女もまた怖い。
案の定、百話目を語り終えた和泉屋は姿を眩まし、参加者の1人は怪死した。
仕組まれた策謀。
解き明かすは、左門か甚十郎か!?

書誌情報

紙版

• 発売日: 2010年03月12日
• ISBN: 9784062765688
• 判型: A6
• 価格: 定価：744円（本体676円）
• ページ数: 336ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2018年05月11日
• JDCN: 06A0000000000015767I

初出

２００８年７月に講談社ノベルスより刊行。

著者紹介

著： 輪渡　颯介（ワタリ　ソウスケ）

1972年東京生まれ。明治大学卒。 『掘割で笑う女〈浪人左門あやかし指南〉』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー。 酒と怪談好きの左門と怖がりの剣術遣い甚十郎が活躍する「浪人左門あやかし指南」はシリーズ化され、他に『無縁塚』『狐憑きの娘』（ともに講談社）がある。

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