禅定の弓 鬼籍通覧

マイページに作品情報をお届け!

禅定の弓 鬼籍通覧

ゼンジョウノユミキセキツウラン

講談社文庫

老人の焼死体がO医科大学法医学教室に運び込まれた。
伊月とミチルが解剖したところ、火事の前に死亡していたことが明らかになり、一転して事件の様相を帯びる。
一方、同じ市内で、犬やウサギなどが連続して惨殺される。
遺体からこぼれ落ちたピンバッジは何を語る?
リアルに胸に迫るメディカルミステリー。


目次

一章  この不確かな安らぎ
 間奏 飯食う人々 その一
二章  聞こえても届かないふり
 間奏 飯食う人々 その二
三章  解け残っている歪み
 間奏 飯食う人々 その三
四章  もつれる蜘蛛の糸
 間奏 飯食う人々 その四
五章  希望の影を踏み
 間奏 締めの飯食う人々
 巻末キャラ座談会
 (「家族亭」阪急高槻店にて)

書誌情報

紙版

発売日

2010年02月13日

ISBN

9784062765893

判型

A6

価格

定価:744円(本体676円)

ページ数

352ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

2004年7月、小社ノベルスとして刊行。

著者紹介

著: 椹野 道流(フシノ ミチル)

2月25日生まれ。魚座のO型。法医学教室勤務のほか、専門学校教師や猫の母その他もろもろの仕事に携わる。この「鬼籍通覧」シリーズは、講談社ノベルスより6冊目が出ている。他の著書に『人買奇談』から始まるホワイトハートの人気シリーズや、「右手にメス、左手に花束」シリーズ(二見シャレード文庫)など多数。

既刊・関連作品一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT

製品関連情報