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その夜の雪
ソノヨノユキ
- 著: 北原 亞以子

祝言を間近にひかえながら暴漢に襲われ、命を絶った愛娘。「仏」の名を捨てて復讐に奔走する父として定町廻り同心・森口慶次郎が初登場する表題作や、妻に逃げられた男と子供を授からなかった女の交情を細やかに描いた「うさぎ」等、ままならぬ運命と向き合う江戸庶民の姿を鮮やかにすくいとった傑作短篇集。
慶次郎、ここに登場!
娘を亡くした男、独りで生きる女。ままならぬ人生と向き合う人々の姿を鮮やかに描いた、時代小説ファン必読の傑作短篇集。
祝言を間近にひかえながら暴漢に襲われ、命を絶った愛娘。「仏」の名を捨てて復讐に奔走する父として定町廻り同心・森口慶次郎が初登場する表題作や、妻に逃げられた男と子供を授からなかった女の交情を細やかに描いた「うさぎ」等、ままならぬ運命と向き合う江戸庶民の姿を鮮やかにすくいとった傑作短篇集。
※この作品は平成9年9月新潮文庫より刊行されました。
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目次
うさぎ
その夜の雪
吹きだまり
橋を渡って
夜鷹蕎麦十六文
侘助
束の間の話
書誌情報
紙版
発売日
2010年05月14日
ISBN
9784062766494
判型
A6
価格
定価:576円(本体524円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年05月13日
JDCN
0627664900100011000B
初出
1997年9月新潮文庫より刊行された。短編「その夜の雪」は「傷 慶次郎縁側日記」(新潮文庫)、「似たものどうし-慶次郎縁側日記傑作選」(新潮社)にも収録されている。