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新装版 逆命利君
シンソウバンギャクメイリクン
- 著: 佐高 信

住友商事元常務・鈴木朗夫が辿った反逆人生を描く。管理に全身で刃向かい、陰湿な日本的企業社会を一刀両断にして逝った男。抜群の企画力、折衝力、語学力を持ちながら、ひけらかすこともなく、<命に逆らいて君を利する>――誇り高き生と壮絶な死。現代ビジネスマンに鋭く問いかけるノンフィクション。
破天荒商社マン伝説!
住友商事元常務鈴木朗夫の反逆人生!
この本は、部下をもつ上司にこそ読んでほしい――佐高信
住友商事元常務・鈴木朗夫が辿った反逆人生を描く。管理に全身で刃向かい、陰湿な日本的企業社会を一刀両断にして逝った男。抜群の企画力、折衝力、語学力を持ちながら、ひけらかすこともなく、<命に逆らいて君を利する>――誇り高き生と壮絶な死。現代ビジネスマンに鋭く問いかけるノンフィクション。
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目次
まえがき──ムッシュウと呼ばれた男
帰らざる人
男の美学
ジャン・コクトー
母と叔母と
自称スペイン特使
ビジネス・レターの風格
タフ・ネゴシエーター
卓越した「現代世界論」
Don't disturb
管理に刃向かう
住友個性派の系譜
いやしくも浮利にはしらず
「外国人は任せて下さい」
恋文
“愛児”ケニイへ
現代“社畜”批判
若き日の日記
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2010年07月15日
ISBN
9784062767262
判型
A6
価格
定価:576円(本体524円)
ページ数
296ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年05月13日
JDCN
0627672600100011000S
初出
1989年12月小社刊。最終章の「若き日の日記」は、単行本を出した後に見つかった鈴木朗夫の日記を基に、『現代』の1991年11月号に書いたもの。