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新装版 彩色江戸切絵図
シンソウバンサイシキエドキリエズ
- 著: 松本 清張

退廃が翳を落とす江戸市井の片隅に、人知れず生きる男と女。色と欲、そして仮借ない世相が時にやりきれない犯罪を呼び起こす。残忍な手口で殺された乱暴者の遺体から、意外な犯罪のからくりと、その憐れな動機が浮き彫りになる「大黒屋」など、芳醇な情緒と狂おしい哀感を湛えた傑作時代ミステリー6編。
清張の時代推理
名もない市井の男女が犯罪に手を染める――酷薄な世を映した、哀切な真相とは。
退廃が翳を落とす江戸市井の片隅に、人知れず生きる男と女。色と欲、そして仮借ない世相が時にやりきれない犯罪を呼び起こす。残忍な手口で殺された乱暴者の遺体から、意外な犯罪のからくりと、その憐れな動機が浮き彫りになる「大黒屋」など、芳醇な情緒と狂おしい哀感を湛えた傑作時代ミステリー6編。
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目次
大黒屋
大山詣で
山椒魚
三人の留守居役
蔵の中
女義太夫
書誌情報
紙版
発売日
2010年12月15日
ISBN
9784062768429
判型
A6
価格
定価:765円(本体695円)
ページ数
400ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年05月13日
JDCN
0627684200100011000L
初出
1996年7月に講談社大衆文学館より刊行された「彩色江戸切絵図」を改訂し文字を大きくしたもの。