一命

人として生きるか、武士として死ぬか。
宿命に立ち向かう男たちを描く傑作時代小説

カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品
二度映画化され、二度ともカンヌ国際映画祭に出品された不朽の名作「異聞浪人記（いぶんろうにんき）」収録の傑作選

＜収録作品＞
「異聞浪人記」「貞女の櫛」「謀殺」「上意討ち心得」「高柳父子」「拝領妻始末（はいりょうづましまつ）」

病床の妻子を置いて家を出た浪人は、なぜ自ら命を絶ったのか？――二度映画化され、二度ともカンヌ国際映画祭に出品された不朽の名作「異聞浪人記」の他、武家における殉死の意味を問う「高柳父子」、家族愛を描く「拝領妻始末」など6編を収録。武士の悲哀を描き続けた時代小説家の傑作選。＜監修・末國善己＞

目次

異聞浪人記
貞女の櫛
謀殺
上意討ち心得
高柳父子
拝領妻始末

書誌情報

紙版

• 発売日: 2011年06月15日
• ISBN: 9784062770095
• 判型: A6
• 価格: 定価：524円（本体476円）
• ページ数: 256ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2011年08月26日
• JDCN: 0627700900100011000F

初出

収録作品参照

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  異聞浪人記

  初出

  講談社文庫「拝領妻始末」１９８２年刊

• 作品名

  貞女の櫛

  初出

  講談社文庫「葉隠無残」１９８３年刊

• 作品名

  謀殺

  初出

  講談社文庫「謀殺」１９８７年刊

• 作品名

  上意討ち心得

  初出

  講談社文庫「拝領妻始末」１９８２年刊

• 作品名

  高柳父子

  初出

  講談社文庫「謀殺」１９８７年刊

• 作品名

  拝領妻始末

  初出

  講談社文庫「拝領妻始末」１９８２年刊

著者紹介

著： 滝口　康彦（タキグチ　ヤスヒコ）

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