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マルス・ブルー
マルスブルー
- 著: 鳴海 章

新潟県沖に小舟に乗った死体が漂着する。死体が履いていたブーツは、7年前、悪天候を突いて緊急発進したF-15パイロット、景坂志朗(かげさかしろう)のものだった。景坂は生きている?――捜査に乗りだしたのは、警視庁公安部。明らかになる北朝鮮、中国、ロシアの謀略、そして孤高の戦闘機乗りの熱くも哀しい動機だった。
早くも文庫刊行!
“空深く”知られざる孤独。一瞬で燃え尽きる命。
天才戦闘機パイロットは不可解にも消息を絶った。“迫真”という言葉は、この小説のためにある。リアルな描写と壮大なスケールが両立する最高の“航空”ミステリー。
新潟県沖に小舟に乗った死体が漂着する。死体が履いていたブーツは、7年前、悪天候を突いて緊急発進したF-15パイロット、景坂志朗(かげさかしろう)のものだった。景坂は生きている?――捜査に乗りだしたのは、警視庁公安部。明らかになる北朝鮮、中国、ロシアの謀略、そして孤高の戦闘機乗りの熱くも哀しい動機だった。
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目次
プロローグ 漂着物
第一章 フライトブーツ
第二章 ブギ
第三章 パヂョ
第四章 蜉蝣たち
エピローグ 春
書誌情報
紙版
発売日
2012年01月17日
ISBN
9784062771399
判型
A6
価格
定価:796円(本体724円)
ページ数
480ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年05月13日
JDCN
0627713900100011000L
初出
2010年6月、小社より単行本として刊行された。