アカネちゃんの涙の海

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アカネちゃんの涙の海

アカネチャンノナミダノウミ

講談社文庫

酒井駒子の絵と共に復刊!
地球がやけどしたら、人間だってやけどする。生きるものには、サヨナラがある。全部この本が教えてくれる。

「すべては、私にとっての真実でした」松谷みよ子

誕生日、おおかみの姿でアカネちゃんの所に来たパパには、実は死に神が近寄っていた。モモちゃんとアカネちゃんは多くの出会いや別れを経験し、前に歩き続ける。どうして人は亡くなるの? 核実験や戦争は誰がなぜするの? 『アカネちゃんとお客さんのパパ』『アカネちゃんのなみだの海』収録。解説・東直子

「なんとかなるものよ――モモちゃんシリーズを、今一気読みした私に、作者の、あるいは作中のママの声が降ってきました。気持ちがふっと軽くなるのを感じます。この物語は、子どもの時間に一度さようならをした大人がもう一度、生き続けていくことを『なんとかなる』と再確認するために読まれるべき物語なのではないかと思います」――(東直子 解説より抜粋)

※本書は、小社より1983年に刊行された『アカネちゃんとお客さんのパパ』と1992年に刊行された『アカネちゃんのなみだの海』を一冊にまとめ、修正のうえ文庫化したものです。


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書誌情報

紙版

発売日

2012年01月17日

ISBN

9784062771580

判型

A6

価格

定価:639円(本体581円)

ページ数

296ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

小社より1983年に刊行された「アカネちゃんとお客さんのパパ」と1992年に刊行された「アカネちゃんのなみだの海」を1冊にまとめ、修正のうえ文庫化したもの。

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