
マイページに作品情報をお届け!
千世と与一郎の関ヶ原
チヨトヨイチロウノセキガハラ
- 著: 佐藤 雅美

細川忠興(ただおき)の嫡子与一郎は秀吉の仲立ちで前田利家の七女千世を娶った。睦まじい夫婦ぶりも束の間、秀吉の死後家康から前田家との縁切りを迫られる。姑の玉も石田三成が人質にとろうとするのを拒んで自害し、追い詰められた千世は屋敷を逃れて落魄(らくはく)の身に……。関ヶ原の思わぬ実像を描き出した傑作歴史小説。(講談社文庫)
運命に翻弄された夫婦の絆
傑作歴史小説、早くも文庫に!
細川忠興(ただおき)の嫡子与一郎は秀吉の仲立ちで前田利家の七女千世を娶った。睦まじい夫婦ぶりも束の間、秀吉の死後家康から前田家との縁切りを迫られる。姑の玉も石田三成が人質にとろうとするのを拒んで自害し、追い詰められた千世は屋敷を逃れて落魄(らくはく)の身に……。関ヶ原の思わぬ実像を描き出した傑作歴史小説。
オンライン書店で購入する
目次
第一章 阿修羅の形相
第二章 聚楽の落日
第三章 千世の哀願
第四章 思いがけない強敵
第五章 おののく家康
第六章 間近に見る敵
第七章 夢のあと
第八章 京文化界の長老
あとがきに代えて
書誌情報
紙版
発売日
2012年02月15日
ISBN
9784062771849
判型
A6
価格
定価:817円(本体743円)
ページ数
488ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2014年02月21日
JDCN
0627718400100011000B
初出
本作品は、講談社創業100周年記念書き下ろし作品として、2009年1月に単行本として小社より刊行されたもの。