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疾き雲のごとく
ハヤキクモノゴトク
- 著: 伊東 潤

継母と弟を斬り堀越公方(ほりごえくぼう)となった足利茶々丸。遊女・香月(かげつ)を伴い奥修善寺の隠し湯へ赴いた茶々丸は、湯壺で痩せぎすの若僧と打ち解ける。その正体も知らず――(「修善寺の菩薩」)。戦国黎明期を駆けた伊勢宗瑞(そうずい)こと北条早雲とは破滅の凶手か、革命の嚆矢か。宗瑞が照らし出す名だたる武将たちの光と影を描いた名篇集。(講談社文庫)
継母と弟を斬り堀越公方(ほりごえくぼう)となった足利茶々丸。遊女・香月(かげつ)を伴い奥修善寺の隠し湯へ赴いた茶々丸は、湯壺で痩せぎすの若僧と打ち解ける。その正体も知らず――(「修善寺の菩薩」)。戦国黎明期を駆けた伊勢宗瑞(そうずい)こと北条早雲とは破滅の凶手か、革命の嚆矢か。宗瑞が照らし出す名だたる武将たちの光と影を描いた名篇集。
※本書は2008年7月に宮帯出版社より『疾き雲のごとく――早雲と戦国黎明の男たち』として刊行されたものを加筆、修正したものです。
- 前巻
- 次巻
目次
道灌謀殺
守護家の馬丁
修善寺の菩薩
箱根山の守護神
稀なる人
かわらけ
書誌情報
紙版
発売日
2012年03月15日
ISBN
9784062772174
判型
A6
価格
定価:660円(本体600円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
2008年7月に宮帯出版社より「疾き雲のごとく――早雲と戦国黎明の男たち」として刊行されたものを加筆、修正したもの。