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英国太平記
エイコクタイヘイキ
- 著: 小林 正典

「栄光のためでなく、富のためでなく、名誉のためでもない。ただ自由のためにのみ我々は戦う」。のちにアメリカ独立、フランス革命の礎となったその宣言は、隣の強国イングランドに迫害されながらも粘り強く戦いぬいたスコットランドの名もなき人々の魂の叫びだった。中世英国を描ききった一大歴史叙事詩。(2012年6月、講談社文庫として刊行)
英国統一、フランス征服の野望に燃える中世イングランド
反撃を繰り返すスコットランド
30年の死闘。
「栄光のためでなく、富のためでなく、名誉のためでもない。ただ自由のためにのみ我々は戦う」。のちにアメリカ独立、フランス革命の礎となったその宣言は、隣の強国イングランドに迫害されながらも粘り強く戦いぬいたスコットランドの名もなき人々の魂の叫びだった。中世英国を描ききった一大歴史叙事詩。
「逃走、忍耐、反撃、戦闘という迫力満点のドラマがたたみかけるように続いていく。いやあ、面白い。」――北上次郎(解説より)
※本書は2009年5月、早川書房より単行本『英国太平記 セントアンドリューズの歌』として刊行されました。
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書誌情報
紙版
発売日
2012年06月15日
ISBN
9784062772754
判型
A6
価格
定価:996円(本体905円)
ページ数
608ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2012年09月14日
JDCN
0627727500100011000G
初出
2009年5月、早川書房より単行本「英国太平記 セントアンドリューズの歌」として刊行されたもの。
著者紹介
1942年大阪生まれ。1965年東京大学法学部卒。日産自動車在社中、英国に5年間駐在し本作の構想を得る。他の著書に『英語と日本語のルーツ』がある。