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時計館の殺人<新装改訂版>(下)
トケイカンノサツジンシンソウカイテイバンゲ
- 著: 綾辻 行人

館に閉じ込められた江南(かわみなみ)たちを襲う、仮面の殺人者の恐怖。館内で惨劇が続く一方、館外では推理作家・鹿谷門実(ししやかどみ)が、時計館主人の遺した「沈黙の女神」の詩の謎を追う。悪夢の三日間の後、生き残るのは誰か? 凄絶な連続殺人の果てに待ち受ける、驚愕と感動の最終章! 第45回日本推理作家協会賞に輝く名作。
本格ミステリならではの驚きと感動、必読の名作!
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書誌情報
紙版
発売日
2012年06月15日
ISBN
9784062772952
判型
A6
価格
定価:880円(本体800円)
ページ数
420ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2014年06月27日
JDCN
0627729500100011000I
初出
初刊、1991年9月講談社ノベルス。本書は1995年6月に刊行された講談社文庫版を全面改訂した新装改訂版。新装改訂版刊行にあたり、上下巻二分冊とした。
著者紹介
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院博士後期課程修了。在学中は京都大学推理小説研究会に所属する。1987年に『十角館の殺人』でデビュー。「新本格ミステリ」ムーヴメントの嚆矢となる。1992年に『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズという一連の長編は、現代本格ミステリを牽引しつづけている。ミステリ、ホラー、怪談など幅広く活躍。2012年に「館」シリーズ9作めとなる『奇面館の殺人』(講談社ノベルス)を上梓。