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己惚れの記
ウヌボレノキ
- 著: 中路 啓太

その男はどうしようもなく己惚れていた。天保の改革期、主君水野忠邦の理想を実現するためには、愚か者と揶揄されても己の信じる道を貫くしかないからだ。その周囲では、特異な生い立ちを持つやくざ者や血に飢えた剣客たち、欲に憑かれた大奥女中らの思惑が交錯し、忠と義の物語は一気に加速していく! (講談社文庫)
時代小説の目利きたちが絶賛した傑作!
その男はどうしようもなく己惚(うぬぼ)れていた。武士が滅びようとする天保の改革期、主君水野忠邦の理想を実現するためには、愚か者と揶揄されても己の信じる道を貫くしかないからだ。特異な生い立ちのやくざ者や血に飢えた剣客たち、欲に憑かれた大奥女中らの思惑も交錯し、忠と義の物語は一気に加速していく!
※本書は2009年8月、小社より単行本として刊行された『己惚れの砦』を改題したものです。
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書誌情報
紙版
発売日
2012年09月14日
ISBN
9784062773645
判型
A6
価格
定価:765円(本体695円)
ページ数
416ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
2009年8月、小社より単行本として刊行された「己惚れの砦」を改題したもの。