ファミリー・シークレット

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ファミリー・シークレット

ファミリーシークレット

講談社文庫

愛する息子を私はなぜ叩き続けるのか。親から受けた虐待のトラウマと向き合い、虐待の“再演”を終わらせるために、柳美里は臨床心理士のカウンセリングを受けることを決意する。そこで明らかにされていく、柳美里自身が消し去ろうとしてきた心の闇とは? 家族の秘密とは? 著者初となる衝撃のノンフィクション。(講談社文庫)


父から私へ、私から息子へ、「虐待」の連鎖を断ち切るために。

愛する息子を私はなぜ叩き続けるのか。親から受けた虐待のトラウマと向き合い、虐待の“再演”を終わらせるために、柳美里は臨床心理士のカウンセリングを受けることを決意する。そこで明らかにされていく、彼女自身が消し去ろうとしてきた心の闇とは? 家族の秘密とは? 著者初となる衝撃のノンフィクション。


目次

1 なぜわたしは愛するわが子を叩くのか
2 「虐待」 カウンセリング第一回2009年8月1日
3 夢に出てきた男の正体
4 ある「虐待母」を訪ねて 名古屋にて
5 「二つの夢と息子」 カウンセリング第二回2009年10月31日
6 わたしと息子の現在
7 「母性」 カウンセリング第三回2009年11月1日
8 畠山鈴香と「碧いうさぎ」
9 父が死ぬ前に、話しておくこと
10 「26年ぶりの対話の前に」 カウンセリング第四回2010年1月24日14時
11 棘を失くした時計
12 「父・柳原孝に逢う」 カウンセリング第五回2010年1月24日16時
13 記憶にかかるフィルター
14 「最後の夢で見たもの」 カウンセリング最終回2010年1月25日
15 家族という檻のなかで

あとがき

書誌情報

紙版

発売日

2013年03月15日

ISBN

9784062775007

判型

A6

価格

定価:713円(本体648円)

ページ数

416ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

2010年4月、小社より単行本として刊行されたもの。

著者紹介

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