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阿寒に果つ
アカンニハツ
- 著: 渡辺 淳一

二十年前、冬の阿寒で自殺を遂げた天才少女画家・時任純子。高校時代、純子に狂おしいまでの恋をした作家の田辺俊一は、彼女と関係した男たちのもとを訪ね歩く。やがて、二十年の時を経て明かされる真実とは――。渡辺淳一が自伝的な要素を踏まえながら、一人の少女の短くも鮮烈な生と、彼女に翻弄される男たちの姿を描いた初期代表作。
渡辺淳一セレクション
実在の天才少女画家との劇的な初恋を通して描く、「女という性」の不思議。
六人六様の回想が、自ら死を選んだ少女の短くも奔放な「生」と「性」を映し出す。
自身の初恋を描いた初期代表作。
二十年前、冬の阿寒で自殺を遂げた天才少女画家・時任純子。高校時代、純子に狂おしいまでの恋をした作家の田辺俊一は、彼女と関係した男たちの許を訪ね歩く。二十年の時を経て明かされる真実とは――。渡辺淳一が自伝的な要素を踏まえながら、一人の少女の短くも鮮烈な生と、彼女に翻弄される男たちの姿を描いた初期代表作。
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書誌情報
紙版
発売日
2013年07月12日
ISBN
9784062775243
判型
A6
価格
定価:817円(本体743円)
ページ数
448ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
『婦人公論』1971年7月号~1972年12月号、単行本 1973年11月 中央公論社、文庫版 1975年6月 中公文庫、1982年9月 角川文庫、2008年8月 扶桑社文庫、2011年2月 ポプラ文庫