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講談社文庫

渡辺淳一セレクション

作家として大成できるのか? 三人の女性たちとの愛のゆくえは?
苦悩し、迷い続けた直木賞受賞“前夜”のあのころ──。

創作に懊悩しつつ三人の女性との恋愛遍歴に身を焦がす作家志望の医師・相木悠介(あいきゆうすけ)。男女の愛を描き続けた渡辺淳一の道程を示す自伝的小説の傑作。

作家として独り立ちを志し、妻子を残して上京した医師・相木悠介。ひそかに愛人・裕子を伴って同棲を始めるも、いつしか二人の間には隙間風が吹く。前途への不安も手伝い、病院職員や劇団女優と関係を持つが、裕子との縁(えにし)は絶ちがたく……。三人の女性との恋愛を告白しつつ、男女の愛の機微を精緻に記す自伝的小説。

※本書は1992年12月、新潮社より単行本として刊行され、1995年11月に新潮文庫に収録されました。


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書誌情報

紙版

発売日

2013年08月09日

ISBN

9784062775335

判型

A6

価格

定価:996円(本体905円)

ページ数

576ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

『週刊新潮』1990年10月~1991年11月 1992年12月、新潮社より単行本として刊行され、1995年11月に新潮文庫に収録。

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