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異聞 太平洋戦記
イブンタイヘイヨウセンキ
- 著: 柴田 哲孝

太平洋戦争は今なお謎に満ちている! 東京大空襲にも真珠湾攻撃にも、史実ならざる「真相」があった。『下山事件 最後の証言』の著者にして大藪春彦賞受賞作家が長年の取材に基づき「あの戦争の闇」を照射する、驚愕のノンフィクションノベル。(講談社文庫)
太平洋戦争は今なお謎に満ちている!
東京大空襲にも真珠湾攻撃にも、史実ならざる「真相」があった。『下山事件 最後の証言』の著者にして大藪春彦賞受賞作家が長年の取材に基づき「あの戦争の闇」を照射する、驚愕のノンフィクションノベル。
10万人以上が死亡したと言われる1945年3月10日の東京大空襲。その前日に日本の連合国向け謀略放送・通称「東京ローズ」では、タイトルに煙(Smoke)や炎(Fire)という言葉が入っている曲が繰り返し流された。日本政府や軍の一部は空襲を事前に知っていて、米国爆撃部隊を招き寄せたのか?(「超空の要塞―異聞 東京大空襲」)
この物語はすべて事実に基づいたフィクションである。
(『THE WAR 異聞太平洋戦記』を改題)
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目次
超空の要塞 ―異聞 東京大空襲―
目ン無い千島の群れ ―異聞 真珠湾攻撃―
ブーゲンビル日記 ―異聞 海軍甲事件―
鬼の棲む山 ―異聞 久米島事件―
草原に咲く一輪の花 ―異聞 ノモンハン事件―
書誌情報
紙版
発売日
2013年07月12日
ISBN
9784062775762
判型
A6
価格
定価:639円(本体581円)
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2013年08月09日
JDCN
0627757600100011000S
初出
2010年12月、講談社より刊行されたもの。
著者紹介
柴田 哲孝(しばた てつたか1957年生)は日本のノンフィクション・冒険小説作家。東京都。日本大学芸術学部写真学科中退。フリーのカメラマンから作家に転身して作家に。 2006年に『下山事件 最後の証言』で第59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞、2007年に『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞。著書は『サイコパス』『中国毒』『チャイナ・インベイジョン 中国日本侵蝕』『国境の雪』など多数。1986年から1990年のパリ・ダカールラリーにドライバーとして参戦、アマゾン川での世界最大の淡水魚ピラルク釣行など冒険心に溢れ、。モータージャーナリストとしても活躍した経験を持つ。