
マイページに作品情報をお届け!
クラスルーム
クラスルーム
- 著: 折原 一

10年ぶりのクラス会の案内状を受けとった栗橋北中3年B組のメンバーたち。当時、竹刀を手にした教師の恫喝に教室は支配されていた。夏休み、クラス委員と番長が手を結び、暴力教師をとっちめようと企てた夜があった。それを思い起こさせる夜の教室でのクラス会。しかも幹事の名は誰も知らない人物の名が記されていた。そして当の元教師にも案内状が送られていた。誰が何を企てているのか。すべては、クラス会の夜に明かされる。
叙述の名手に、脳内ぐるぐる。
謎の幹事からクラス会の案内が届く。暴力教師の恐怖におののいていた三年B組の「あなた」へ――。
栗橋北中三年B組は恐怖に支配されていた。竹刀を手離さない暴力教師桜木慎二。優等生とワルとが手を組んで、夏の夜、桜木を懲らしめようと呼び出した同じ教室で、十年後、夜のクラス会が開かれるという。だが案内状の差出人長谷川達彦を知るものはいない。苦い思い出の校舎で、明かされる驚くべき真相とは!?
※本書は2008年7月に理論社のミステリーYA!にて刊行されたものです。
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
プロローグ
第一部 通知
幕間
第二部 クラス会
エピローグ
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2013年08月09日
ISBN
9784062776233
判型
A6
価格
定価:744円(本体676円)
ページ数
416ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2013年09月13日
JDCN
0627762300100011000H
初出
2008年7月に理論社のミステリーYA!にて刊行されたもの。