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ウエストサイドソウル 西方之魂
ウエストサイドソウルセイホウノタマシイ
- 著: 花村 萬月

父子家庭に育った十七歳のピカイチは登校拒否中。ある日、古本屋で同級生の日向淑子と出会ったことから、彼の人生は大きくうねりだしていく。ほとばしる音楽への熱情、日向淑子から始まり年上の女性とも交わす性体験、そして実母との邂逅――。屈折した少年が大人へ成長する姿を描ききった傑作青春小説!
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書誌情報
紙版
発売日
2013年10月16日
ISBN
9784062776516
判型
A6
価格
定価:957円(本体870円)
ページ数
512ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2014年03月14日
JDCN
0627765100100011000E
初出
講談社創業100周年記念書き下ろし作品として、2010年10月に小社より刊行。
著者紹介
1955年東京生まれ。89年に『ゴッド・ブレイス物語』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。98年に『皆月』で吉川英治文学新人賞、『ゲルマニウムの夜』で芥川賞を受賞。著書に『浄夜』(双葉文庫)、『たびを』(実業之日本社)、『百万遍』シリーズ(新潮文庫)、『王国記』シリーズ(文春文庫)、『希望(仮)』(角川書店)、『ワルツ 上・中・下』(角川文庫)、『よろづ情ノ字 薬種控』(光文社)、『裂』『信長私記』(ともに講談社)など多数。エッセイ集『空は青いか』『犬でわるいか』『草臥し日記』(いずれも講談社文庫)も好評。近著に『色』(文藝春秋)がある。