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生霊の如き重るもの
イキダマノゴトキダブルモノ
- 著: 三津田 信三

"天魔"は跳び"屍蝋"は滴る。怪異が其処に……。刀城言耶、揺籃の時代。奇っ怪な分身、"生霊"の目撃談が語り継がれる奥多摩の旧家、谷生家。それが現れるとき、当人に死の影が指すと恐れられる謎の現象である。同家を訪れた刀城言耶は、そこで不可解な復員兵の死に遭遇するのだが……。表題作他、全五編を収録した"学生時代の事件簿"と言うべき"刀城言耶"シリーズ第二短編集。
"天魔"は跳び"屍蝋"は滴る
怪異が其処に……
刀城言耶、揺籃の時代
生霊、現る!
其れは死の予兆……
奇っ怪な分身、"生霊"の目撃談が語り継がれる奥多摩の旧家、谷生家。それが現れるとき、当人に死の影が指すと恐れられる謎の現象である。同家を訪れた刀城言耶は、そこで不可解な復員兵の死に遭遇するのだが……。表題作他、全五編を収録した"学生時代の事件簿"と言うべき"刀城言耶"シリーズ第二短編集。
●死霊の如き歩くもの
●天魔の如き跳ぶもの
●屍蝋の如き滴るもの
●生霊の如き重るもの
●顔無の如き攫うもの
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目次
死霊の如き歩くもの
天魔の如き跳ぶもの
屍蝋の如き滴るもの
生霊の如き重るもの
顔無の如き攫うもの
書誌情報
紙版
発売日
2014年07月15日
ISBN
9784062778596
判型
A6
価格
定価:1,045円(本体950円)
ページ数
576ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2015年04月17日
JDCN
0627785900100011000J
初出
2011年7月、講談社ノベルスとして刊行。
収録作品
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作品名初出
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作品名
死霊の如き歩くもの
初出
「新・本格推理(特別編)」 2009年 光文社
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作品名
天魔の如き跳ぶもの
初出
特装版「凶鳥の如き忌むもの」 2009年 原書房
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作品名
屍蝋の如き滴るもの
初出
『メフィスト』2010 Vol.2
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作品名
生霊の如き重るもの
初出
『メフィスト』2010 Vol.3
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作品名
顔無の如き攫うもの
初出
『メフィスト』2011 Vol.1
著者紹介
三津田信三(みつだ・しんぞう) 編集者を経て2001年『ホラー作家の棲む家』(講談社ノベルス、後『忌館』と改題、講談社文庫)で作家デビュー。2010年『水魑の如き沈むもの』(原書房、講談社文庫)で第10回本格ミステリ大賞受賞。常にホラーとミステリの融合を試みる独自の作風を持ち、ミステリランキング等で注目を集める。 主な作品に『忌館』、『作者不詳』、『蛇棺葬』、『百蛇堂』(講談社文庫)と続く"作家三部作"、『厭魅の如き憑くもの』(原書房、後講談社文庫)に始まる"刀城言耶"シリーズ、『禍家』(光文社文庫、角川ホラー文庫)に始まる"家"シリーズ、『十三の呪』(角川ホラー文庫)に始まる"死相学探偵"シリーズ等がある。