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つぼねのカトリーヌ The cream of the notes 3
ツボネノカトリーヌザクリームオブザノーツ3
- 著: 森 博嗣

実は、僕の研究室にいた秘書さんが、カトリーヌという渾名だった――。小耳に挟んだ日々の小事から死生観、自己紹介まで、全一〇〇個の笑えて、考えさせられて、納得する森イズム。役に立つか立たないかは読む人しだい、でも読めば確実になにかが変わる。『すべてがFになる』などの超ロング&ベストセラ連発、絶大な人気を誇る森博嗣の等身大。
超ベスト&ロングセラ!
『すべてがFになる』原作者
森博嗣は、こんなふうにできている。
自分は基本的に一人である/トイレ掃除から僕が学んだこと/リンスをシャンプーだと思って一週間使った/人生なんてものは、思いどおりにしかならないのだ ほか。
実は、僕の研究室にいた秘書さんが、カトリーヌという渾名だった――。
小耳に挟んだ日々の小事から死生観、自己紹介まで、全一〇〇個の笑えて、考えさせられて、納得する森イズム。役に立つか立たないかは読む人しだい、でも読めば確実になにかが変わる。ベストセラ連発、絶大な人気を誇る森博嗣の等身大。
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目次
1 「欲しいものはない」より「欲しくないものはない」の方が上。
2 なんらかのトラブルがあったと見て調べている?
3 「今のままで良いのだ」というのは、格好悪くない。
4 「号泣」を使いすぎるこの頃。
5 「今のままで良いのか」といつまでも意識したい。
6 トイレ掃除から僕が学んだこと。
7 値段が高いときに買っても、お得感はある。
8 完成の瞬間だけが目標ではない。
9 行列に並ぶというのは、恥ずかしい貧しさだと感じる。
10 自分は基本的に一人である。
11 「よす」という動詞は、命令形以外は聞かなくなった。
12 禁煙したと周囲が気づくのは、禁煙が終わった頃。
13 選挙というものは、民主主義の基本となるシステムだ。
14 ただいま森家は電話がつながりにくくなっております。
15 才能の差のせいにした方が、人に優しい。
16 他者に対する欲がない。欲はいつも自分に向かっている。
17 森博嗣はこういうのが好きなんだ、とよく言われるもの。
18 夏目漱石はラノベか。
19 正式文書では西暦にしてもらいたい。
20 人に嫌われる覚悟が、人生の活路になることがある。
21 国会中継するなら、野次をやめてほしい。
22 難度の高い問題を考えることは簡単である。
23 みんなが褒めてくれたのは、僕の足跡です。
24 本を読んでも、自分を知ることはできない。
25 たまに整頓をすると、捨てたもんじゃない、と思う。
26 「難しい」にもいろいろな意味があるようだ。
27 「ノリ」というのは、調子に乗ること。
28 人生なんてものは、思いどおりにしかならないのだ。
29 天才は突飛な人格だ、という幻想がある。
30 子離れ、親離れが難しい現代。
31 矛盾した思考は、むしろ大切である。
32 TVの一番の欠点は、時間枠に囚われていること。
33 家族とか夫婦とかに期待をするのは甘え。
34 一人で遊べる人は寂しいとは感じない。
35 ダムとか橋とかは、建築ではない。
他
まえがき
書誌情報
紙版
発売日
2014年12月12日
ISBN
9784062779920
判型
A6
価格
定価:550円(本体500円)
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2015年01月09日
JDCN
0627799200100011000U
著者紹介
著: 森 博嗣(モリ ヒロシ)