
角栄とともに生きた女
カクエイトトモニイキタヒト
- 著: 大下 英治

大宰相の伴侶にして金庫番 運命の出会いに始まり、二人三脚で摑んだ総理の座!
越山会の女王・佐藤昭子
「ママあっての、角さんでした」その言葉のとおり、田中角栄という昭和を体現した宰相にとって、佐藤昭子は、仕事、プライベート、すべてにおける要素をかねそなえた伴侶であった。どこにもこぼせない愚痴を、田中は、昭子の前では安心してこぼした。田中派の「オヤジとママ」と呼ばれた2人。昭子は言った。「私と田中はスキャンダルを乗り越えた。田中は、私に思い切ってすべてをまかせてくれた」と。
※本書は、2000年に小社から刊行された『宰相・田中角栄と歩んだ女(ひと)』を加筆・修正のうえ、改題し文庫化したものです。
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書誌情報
紙版
発売日
2006年12月22日
ISBN
9784062810777
判型
A6変型
価格
定価:1,026円(本体933円)
通巻番号
ページ数
496ページ
シリーズ
講談社+α文庫
初出
’00年に小社から刊行された『宰相・田中角栄と歩んだ女』を加筆・修正のうえ、改題し文庫化。