
「カネ儲け」至上主義が陥った「罠」
カネモウケシジョウシュギガオチイッタワナ
- 著: 伊藤 博敏

「守銭奴」と堕した大物
堀江貴文、村上世彰、堤義明、折口雅博……「我欲」をコントロールできない悲劇
金融ビッグバン以降、規制緩和、金融自由化が推し進められた結果、官僚統制は急速に衰え、日本は米国流の新自由経済に大きく舵を切った。そこにあるのは「欲望」の全面的な肯定である。しかし、ルールはなくとも護らなければならないモラルや不文律は存在する!堀江貴文らベンチャーの若手どころか、堤義明などひとかどの経営者にまで染みついた「金儲けさえすれば手段は問わない」品格なき男たちの行動を詳述し、日本経済の歪みと影をあばく!!
※本書は2007年11月に刊行された『「欲望資本主義」に憑かれた男たち「モラルなき利益至上主義」に蝕まれる日本』(講談社)を文庫化にあたり、加筆・修正したものです。
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書誌情報
紙版
発売日
2009年06月20日
ISBN
9784062812924
判型
A6変型
価格
定価:901円(本体819円)
通巻番号
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社+α文庫
初出
2007年11月に刊行された『「欲望資本主義」に憑かれた男たち「モラルなき利益至上主義」に蝕まれる日本』(講談社)を文庫化にあたり、加筆・修正した。