
ケンカ番長放浪記 世界のマフィアを相手にして
ケンカバンチョウホウロウキセカイノマフィアヲアイテニシテ
- 著: 安部 英樹

群馬県の「総番」をはっていた17歳で高校を無期停学になり、日本を飛び出した著者。英国ボーンマスを皮切りに、エジプト、デトロイト、ニューヨーク、台湾、香港、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンと渡り歩き、黒社会の大立て者へと上り詰める。この拳銃とドラッグと女に囲まれた波乱万丈の半生を、腑抜けきった日本人はどう見るのか!?驚愕、感動、マフィアと裏社会のインサイド・ストーリー!
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書誌情報
紙版
発売日
2009年08月22日
ISBN
9784062813075
判型
A6変型
価格
定価:922円(本体838円)
通巻番号
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社+α文庫
著者紹介
あべ・ひでき 1955年、群馬県に生まれる。群馬県立藤岡高等学校入学後、1年生で全校の番長、2年進級と同時に群馬県の「総番」をはる。2年生の6月に無期停学になり、8月からイギリスの語学学校に留学。翌年4月、岐阜南高等学校の2年に編入するも、1週間で退学。以降、無頼な生活を送りながらも宗教に興味を持ち、大学入学資格検定に合格したあと、1976年、大正大学文学部宗教学科に入学。この年から、日本アラブ協会にて、小池百合子氏からアラビア語を学ぶ。翌1977年、エジプト・カイロ市のアメリカン大学語学センターに入学、アラビア語とヘブライ語を学ぶ。1979年、アメリカ・ミシガン州のミシガン・クリスチャン・カレッジの聖書コースに入学。1981年、同校を卒業後、同州のサギノーバレー州立大学3年に編入。1983年、同校を卒業と同時に、デトロイトの密入国中国人の社会で暮らす。1985年に日本に帰国し、右翼活動をスタート、アジア各地を放浪する。1987年、世界反共連盟常務理事との縁で台湾に暮らし始める。著書には『不良のタオ』(講談社)がある。