浮世絵ミステリーゾーン

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浮世絵ミステリーゾーン

ウキヨエミステリーゾーン

講談社+α文庫

浮世絵は江戸人たちの旺盛な好奇心に応える情報メディアだった!
絵をじっくり眺めると、遊び心と知恵にあふれた豊かで楽しい暮らしが見えてくる。
地震、火事、殺人事件を知らせ、人気役者の死を伝え、さりげなく商品の宣伝も紛れ込ませる。
人々の日常生活の実態、情報伝達の面白さが詰まった浮世絵の不思議な魅力を語り、江戸の社会の深層を探る含蓄に富むエッセイ集。


書誌情報

紙版

発売日

2010年04月21日

ISBN

9784062813570

判型

A6変型

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

272ページ

シリーズ

講談社+α文庫

初出

1991年11月に小社より刊行された講談社文庫「「浮世絵ミステリーゾーン」を加筆訂正、再構成したもの。

著者紹介

著: 高橋 克彦(タカハシ カツヒコ)

たかはし・かつひこ―1947年、岩手県釜石市に生まれる。 早稲田大学商学部卒業。 浮世絵研究者となり、久慈市のアレン短期大学講師となる。 1983年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞。 その後、1986年『総門谷』で吉川英治文学新人賞、 1987年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、1991年『緋い記憶』で直木賞、 2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞するなど、ミステリー小説、時代小説、ホラー小説など、幅広く執筆し、ベストセラー作家となる。 1993年『炎立つ』、2001年『北条時宗』でNHK大河ドラマの原作も執筆した。 近著書には『たまゆらり』『蘭陽きらら舞』 『高橋克彦自選短編集1~3』などがある。

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