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ケルトを巡る旅 -神話と伝説の地
ケルトヲメグルタビシンワトデンセツノチ
- 著: 河合 隼雄

イギリス、アイルランドに色濃く残るケルト文化
「ウソツキクラブ」の主宰者であった河合先生は、ケルトをめぐる人々の「美しい嘘」を、共感をもって楽しんだ。――中沢新一
ケルト人とは、キリスト教以前に現存した民族
日本のおはなしによく似たものが多く存在するアイルランドのおはなし
ペンダンスという町で「魔女」に会うことができた
伝説に出てくる場所や、いわれのある石や川、木などが存在している
ケルトには文字すらなかったのに、音楽は残った
キリスト教以前のヨーロッパに存在したケルト文化。ケルト人は文字を持たず、歴史を書き記すこともなかった。しかしアイルランドやイギリスの文化には、その影響が今なお色濃く残っている。自然と共に生きたケルト人。自然から切り離された現代文明に行きづまりを感じる西洋人もまた、ケルト文化に再び目を向け始めた。妖精伝説や昔話が息づくケルトの地を、心理学者・河合隼雄が巡って感じたこととは――?
※本書は、2004年1月に日本放送出版協会より刊行された『ケルト巡り』を、文庫収録にあたり改題したものです。
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書誌情報
紙版
発売日
2010年07月21日
ISBN
9784062813761
判型
A6変型
価格
定価:781円(本体710円)
通巻番号
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社+α文庫
初出
2004年1月に日本放送出版協会より刊行された「ケルト巡り」を、文庫収録にあたり改題したもの。